>

内容を理解してもらうために

撮影する際に意識する

基本的に短編でも長編でも、映画では起承転結があります。
その通りにストーリーが進みますが、視聴者の目線になることを忘れないでください。
そのため登場人物たちが行動する時に、視聴者が共感できる理由を作りましょう。
それが、上手なストーリーテリングの手法です。

また視聴者目線でストーリーを進めることも大事なので、カメラを向ける位置や角度にこだわりましょう。
視聴者を置いていくようなストーリーでは、誰もついていけなくなってしまいます。
結果的に面白くない映画になるので、見やすいことを心がけましょう。
ちなみにファンタジーすぎる話よりも、現実的なストーリーだと視聴者が共感しやすく、世界観に入り込みやすいと言われています。

具体的な情報を盛り込む

どこの世界の話なのか、また登場人物同士の関係性や過去に何があったのかという情報を入れてください。
これらの基本的な情報は、ストーリーの前半に出すことをおすすめします。
もちろん素性がわからないミステリアスな登場人物がいるとおもしろいですが、出てくる人たちがみんなそのようだと、話がわからなくなってしまいます。

よって、主人公や仲間たち、そして敵の素性を明らかにすることが正しいストーリーテリングだと覚えておきましょう。
他にも世界観を伝えるために必要な情報があれば、余すことなく伝えてください。
しかしそれらを喋りながら伝えるとセリフ量が多くなり、視聴者が聞き取れなくなります。
そのため、風景などで伝えることも意識しましょう。


この記事をシェアする